フォークリフトの資格を持っているとこんなに有利!

これから工場や物流倉庫あるいはトラックドライバーなどの仕事を探す方もいるはずです。いずれの現場でも必ずと言っていいほど配備されているのが、フォークリフトでしょう。トラックへ荷物を積み込むあるいは荷降ろしする、工場内の各作業エリアへ大量の原材料を運搬する、倉庫内の棚に保管されている大型製品を出し入れする等、これらの現場ではフォークリフトは欠かすことのできない、重要な運搬車両といっても過言ではありません。

もちろんフォークリフトを運転して操作する人材も不可欠。このため運送業をはじめ製造業や物流業といった業種の求人では、フォークリフトの作業員を募集しているケースも目立ちます。たとえフォークリフト作業員の募集でなくても、その資格や経験があることによって、採用されやすくなったり、給与手当が割増になるなど、何かと有利なることも珍しくありません。

フォークリフトの資格を取得するにはどうすればいい?

とはいえ、フォークリフトは誰でも勝手に運転できるものではありません。1トン以上のフォークリフトであれば、労働安全衛生法によって定められた国家資格である、フォークリフト運転技能講習修了証が必要です。また1トン未満の場合でも、フォークリフト運転業務に関わる特別教育を受講することが、法律で定められています。

なお1トン以上の資格を取得するには、所定の技能講習を受けてから、筆記試験と実技試験に合格する必要があります。その技能講習は都道府県労働局に登録している、教習所などの教育機関で受講しなければなりません。また受講時間については、普通自動車以上の免許を持っている方は31時間、持っていな方ならば35時間の受講が求められます。